e小学校にエアコン

  • 2017.02.10
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年2月10日(金)付



「児童が授業に集中できる」
徳島・三好市



徳島県三好市は昨年9月、13の市立小学校で合計76の普通教室と特別教室1室にエアコンを設置した。推進してきた公明党の古井孝司市議はこのほど、市立檪生小学校を訪れ、久保尚史教頭から話を聞いた。

同市は、夏の気温が37度付近まで上昇したり、山間部の小学校では、冬の最低気温が氷点下になる日もあるなど寒暖の差が激しい。夏は熱中症を心配する声が教員や保護者から上がる一方、冬は石油ストーブの灯油の臭いで授業に集中できない児童もいるなど対策が必要だった。

久保教頭は「授業に集中できる児童が増え、気温が高かった秋の運動会は、適切な温度の教室で休ませることができた。冬はエアコンとストーブを使い分けることができる」と話していた。

古井市議は、2015年6月定例会で「全国的に熱中症対策が急がれる中、市内の各小学校でエアコン整備の状況に差がある」として、未来を担う子どもを守るために、安心して学べる環境を整えるよう訴えていた。

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