e東京ボイス・アクション 若者の"生の声"を調査

  • 2017.02.16
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年2月16日(木)付



各地の取り組みから



公明党東京都本部青年局は今月から、政策アンケート「TOKYO VOICE ACTION」(東京VA=ボイス・アクション)を始めました。都内各地で展開される東京VAの中から、今回は、目黒区、北区での取り組みを紹介します。


アンケート内容

都政に関する五つの重点政策―(1)議員報酬20%カット(2)最低賃金1000円(3)高校無償化・保育士の待遇改善(4)手軽に受けられるガン検診・健康診断(5)モバイル端末の充電スポット設置―から実現してほしい項目を選んでもらう。


目黒区

「実現してほしい政策を選んで、アンケートへの協力をお願いします!」。青年党員、支持者ら約40人は11日、東京都目黒区の中目黒駅前で、道行く人々にアンケートへの協力を呼び掛けました。斉藤やすひろ都議(都議選予定候補=目黒区)と、党公認キャラクター兼大使の「コメ助」も参加。若者らが、選んでもらう政策が書かれた大型のボードにシールを貼るなどして応じていました。

この日のアンケートでは、待ち合わせや信号待ちをしている人に対して、青年党員らが、東京VAで掲げた五つの重点政策について説明しました。その結果、「高校無償化・保育士の待遇改善」などの項目に多くの"いいね"が寄せられ、全項目合わせて約550人の若者の声を集めました。

斉藤都議は、党青年委員会が昨年、全国で実施した「ボイス・アクション」で、1000万人以上の声を安倍晋三首相に届けたことを紹介し、「皆さまの声を都政に届ける」と力説しました。

呼び掛けに応えた20歳の女性は「手軽に受けられるガン検診・健康診断」を選び、「若い人にとっても健康の問題は大事だと思う」と語っていました。


雇用環境改善に広がる共感

東京VAでは一つ一つの政策を説明しながら、若い世代の公明党に対する理解を広げています。特に、「最低賃金1000円」に向けた取り組みは、周りの友人からも共感を得やすい政策です。

公明党はこれまでも、若者の声を聞きながら、非正規雇用の待遇改善や最低賃金の引き上げなど、若者の働く環境を守る政策を進めてきました。こうした実績を語ることで、公明党の支持拡大につなげています。


北区

12日、東京都北区の赤羽駅と王子駅の前で、青年党員ら約150人が街頭に立ち「簡単に参加できるアンケートへの協力を」と訴えました。大松あきら都議(都議選予定候補=北区)らが参加し協力を呼び掛けたのに対して、多くの若者が足を止めアンケートに応じていました。党公認キャラクター兼大使の「コメ助」も駆け付けました。

この日の東京VAでは、赤羽駅と王子駅のそれぞれで、青年党員らが7グループに分かれてアンケートを展開。選んでもらう政策が書かれた大型のボードを持ちながら、「この中から実現してほしい政策を教えてください!」と訴えた結果、全体で約3000人の声が集まりました。

赤羽駅前で街頭に立った大松都議は、都政をめぐる課題が山積する中で、若者の声を聞きながら政治を進める重要性を指摘。その上で「(東京VAを通じて)寄せられた声の実現をめざす」と強調しました。呼び掛けに応じた男性は「モバイル端末の充電スポット設置」を選び、「携帯電話をよく使うので、電池がなくなることが多い。充電スポットがあったら助かる」と実現に期待を寄せました。


教育支援で奨学金拡充訴え

若者の政治離れが進む中で、実現してほしい政策を選ぶ東京VAの取り組みは画期的だと思います。誰でも気軽に参加でき、興味を持ってもらいやすい内容になっていることから、対話のツールにもなっています。

私の周りで特に関心が高いのが、教育費の負担軽減です。私自身も奨学金を借りて大学を卒業したので、卒業後の返済が負担です。公明党が奨学金の拡充を進めてきたことを語り、党理解を広げています。

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