e窓ガラスの飛散防ぐ

  • 2017.03.02
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年3月2日(木)付



フィルムを全小・中学校へ
徳島・海陽町



徳島県海陽町は先ごろ、町内の全小・中学校に割れた窓ガラスの飛散を防止するためのフィルムを支給した。推進役を担った公明党の原ひろみ町議はこのほど、町立海部小学校を視察し、登井啓文校長から同フィルムの活用状況などについて話を聞いた。

同町は県南部の太平洋に面した地域で、南海トラフ巨大地震が発生した場合、揺れや津波による甚大な被害を受けると想定されている。このフィルムを張り付けておけば、地震の揺れなどで割れたガラスの破片が飛び散らないため、子どもの身を守り、安全かつ円滑に避難できる。現在、各学校では教職員やPTAなどの有志によってフィルムを張り付ける作業が進んでいる。

原町議は、2012年6月定例会から、子どもの安全と避難経路を確保するために、窓ガラスなどの非構造部材の耐震化を推進すべきだと一貫して訴えていた。

登井校長は、地震発生後に津波が押し寄せる場合を考慮し、「床に落ちたガラスの破片を避けて遠回りする必要がなくなるので有効だと思う」と語っていた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ