e経済、外交で着実に成果
- 2017.03.06
- 情勢/経済
公明新聞:2017年3月6日(月)付
政治の安定が課題解決の道
自民党大会で山口代表
公明党の山口那津男代表は5日午前、都内で開かれた第84回自民党大会であいさつし、経済再生や外交で着実に成果を上げている自公政権の取り組みに触れるとともに、国内外の課題解決に向けては、「政治の安定こそ確実な道だ。自公政権として、謙虚で誠実な行動で国民の期待に応えていく」と強調した。
山口代表は、自公政権の経済政策が効果を発揮して雇用拡大や賃金上昇が進んだ実績を紹介し、長く景気が低迷していたことを考えれば、「この結果を率直に評価していい」と力説。自公政権として、「これからはさらに力を込めて、デフレ脱却や『地球儀を俯瞰する外交』にまい進し、成果を出していく」と訴えた。
外交面では、先行き不透明な国際情勢の中、2月の日米首脳会談で安倍晋三首相とトランプ米大統領が安全保障に関する基本的な認識を共有したことを評価。一方、米国のみならず、欧州をはじめ世界各国の経済情勢などについて見通しが立つよう自公政権が努力していく必要性を指摘した。
また山口代表は、11日で東日本大震災の発災から6年を迎えることを踏まえ、4日に宮城県を訪問した模様を報告。被災地の調査などを通じ「被災者の方が政治の安定を期待し、復興への力強い支援を切に望んでいることを、ひしひしと感じた」と述べ、引き続き自民党と協力して復興加速に総力を挙げる決意を示した。