e北の挑発 断じて許さず
- 2017.03.07
- 情勢/国際
公明新聞:2017年3月7日(火)付
国連決議に違反は明白
党対策本部
北朝鮮が日本海に向け弾道ミサイル4発を発射した問題を受け、公明党の北朝鮮問題対策本部(本部長=井上義久幹事長)は6日、国会内で会合を開き、ミサイル発射の経緯などについて政府から説明を受け、意見を交わした。
井上幹事長は、「度重なる挑発行為で、わが国の安全保障への脅威だ。累次の国連安保理決議に対する明白な違反であり、断じて容認できない」と非難した上で、政府と情報を共有しながら対処していくと強調した。
政府側は、北朝鮮のミサイル技術について、発射形態が多様化していることなどから、「着実に進歩している」との認識を表明。発射されたミサイルの種類については、ミサイルの軌道が低いことなどを理由に「十分な情報を得ていないが、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性は低い」との見方を示した。