e犠牲者追悼 再生誓う
- 2017.03.13
- 情勢/社会
公明新聞:2017年3月12日(日)付
政府主催式典に山口代表ら参列
東日本大震災から6年を迎えた11日、政府主催の追悼式が東京都千代田区の国立劇場で営まれた。秋篠宮ご夫妻、安倍晋三首相ら三権の長、公明党の山口那津男代表、井上義久幹事長のほか、遺族の代表ら約950人が参列。地震が発生した午後2時46分から1分間、黙とうし、犠牲者の鎮魂を祈るとともに東北の再生へ誓いを新たにした。
首相は式辞で、被災地のインフラはほぼ復旧し、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示も解除が進んでいるとして「復興は新たな段階に入りつつある」と指摘。同時に、なお12万人以上の避難者がいることに触れ、「心と体のケアや新たな地域社会の形成など、切れ目のない支援に力を注ぎ、さらに復興を加速していく」と表明した。
今回、初めて秋篠宮ご夫妻が出席した。岩手、宮城、福島の被災3県の遺族代表も、それぞれ思いを語った。