e認知症 早くからケア
- 2017.03.16
- 生活/生活情報
公明新聞:2017年3月16日(木)付
初期集中支援チームを設置
埼玉・越谷市
埼玉県越谷市はこのほど、認知症の人やその家族を早期にケアする「認知症初期集中支援チーム」を設置した。チームは、認知症の専門医1人と、専門職22人で構成。対象は医療・介護サービスを受けていない40歳以上の認知症の人(または疑われる人)。集中支援の期間はおおむね6カ月。
チーム員が対象者の自宅を訪問し、専門医療機関への受診や介護サービスの利用を促すとともに症状に応じた助言を行う。またチーム員会議を開催し、支援の方針や内容を検討する。
国の新オレンジプランで同事業は、2018年度までに全国の市町村で実施をめざしている。埼玉県内では、16年度までに63市町村中36市町で設置済み。
公明党越谷市議団の橋詰昌児議員は、15年3月の定例会で支援チームの設置を求めていた。