e風評被害の払拭に有効
- 2017.03.21
- 生活/生活情報
公明新聞:2017年3月21日(火)付
GAP効果を調査
福島の農園で矢倉政務官
矢倉克夫農林水産大臣政務官(公明党)は18日、福島市の「まるせい果樹園」を訪れ、東京電力福島第1原発事故による農産物の風評被害の払拭に向けて、食品安全に関する国際認証「グローバルGAP(農業生産工程管理)」の効果を調査した。公明党の伊藤達也福島県議、小野京子福島市議が同行した。
同園は、東日本大震災後、風評被害などで売り上げが9割以上落ち込んだ時期もあったが、生産する全ての果物にGAPを取得して以降は、大手量販店に販路を拡大するなど、震災前の売り上げをほぼ回復している。
佐藤清一代表取締役は「東京五輪などのチャンスを捉え、福島の果物を世界に発信したい」と意気込む。
矢倉政務官は「GAPは風評被害対策として有効。被災地の農業者の取得を後押ししたい」と述べた。