e「認可適当」経緯ただす
- 2017.03.24
- 情勢/社会
公明新聞:2017年3月24日(金)付
再申請の制限求める
大阪府議会で参考人質疑
府私学審の梶田会長に肥後議員
大阪府議会は23日、学校法人「森友学園」(大阪市)の小学校の設置認可申請に、条件付きで認可適当と府に答申した大阪府私学審議会の梶田叡一会長を参考人招致し、大阪維新、自民、公明が質疑を行った。
この中で公明党の肥後洋一朗議員は、「条件付き認可が適当」との答申が出された経緯について、「委員が納得した上での判断か」とただした。梶田会長は、「条件を満たさなければ認可をストップさせられるということなので、誰一人反対は無かった」と明言した。
また肥後議員は、認可申請に関し不正が疑われる場合、一定期間、再申請そのものを制限するなど再発防止策をすべきと指摘したのに対し、梶田会長は、再申請を受け付けないなどの規則変更を私学審議会に提案する考えを述べた。