e新たな故郷ここから

  • 2017.04.03
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年4月3日(月)付



「さんさん商店街」視察
宮城・南三陸町で井上幹事長



公明党の井上義久幹事長は2日、東日本大震災からの復興が進む宮城県南三陸町を訪れ、3月に仮設から常設として再オープンした「南三陸さんさん商店街」を視察した。党宮城県本部の庄子賢一代表(県議)、伊藤啓二・石巻市議、村上進・気仙沼市議が同行した。

同商店街は、津波の被災跡地をかさ上げした場所に、飲食や鮮魚など28店舗が並ぶ。井上幹事長らは、住民や観光客で活気づく商店を一軒一軒見て回った後、「及善蒲鉾店」の店主で、志津川地区まちづくり協議会の会長も務める及川善祐氏(63)と懇談した。

及川氏は、「多くの人が買い物に来やすい環境が整ってきた」と相好を崩す。さらに今後を展望して、及川氏は、「"新たな故郷"をつくる思いで、港町の良さや心意気を子どもや孫の世代まで受け継いでいきたい」と語った。

この後一行は、佐藤仁町長に会い、復興の進捗状況に関して意見交換した。

視察を終えた井上幹事長は、「商店街がにぎわう姿は復興の象徴だ。さらなる復旧、創生へしっかりと支援していく」と述べた。

これに先立ち一行は、石巻市で井内水利組合(阿部富二夫組合長)から、被災した農地の取水方法について要望を受けた。

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