e成長促し財政健全化
- 2017.04.18
- 政治/国会
公明新聞:2017年4月18日(火)付
税収増へ経済政策推進
伊藤氏に首相
衆院決算行政監視委員会は17日、安倍晋三首相らが出席して2012、13両年度決算に関する締めくくり総括質疑を行い、公明党の伊藤渉氏が政府の財政再建に向けた取り組みを促した。
伊藤氏は、12年度から毎年度、国の総事業費と財源の収支差額のマイナス幅が着実に縮小してきている点に言及し、「経済政策やムダ削減などが功を奏している結果だ」と評価。その上で、国と地方の政策経費を借金に頼らずに賄えるようにするという基礎的財政収支(プライマリーバランス)を20年度までに黒字化する政府目標の達成に向けた取り組みについて、首相の見解を求めた。
安倍首相は「デフレから脱却して経済を成長させていかなければ財政健全化はない」と力説。税収増につながる経済政策を進めながら、歳出のムダ削減などプライマリーバランスの改善に取り組む考えを示した。