e生きる意欲引き出す

  • 2017.04.21
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年4月21日(金)付



精神対話士の活用へ研修会
党福岡県女性局



公明党福岡県本部女性局(大城節子局長=県議)はこのほど、福岡県庁内で女性議員研修会を開催した。講師に一般財団法人メンタルケア協会の長木瑳季子理事長、指導精神対話士の海江田展通氏を招き、対話を通して精神的な支援を行う精神対話士の役割について研さんした。

長木理事長は、精神科医が精神疾患のある人に治療を行うのに対し、精神対話士は温かな対話を通して前向きな気持ちや生きる意欲を引き出す役割を果たしていると説明。また、心の病による自殺などの社会問題に触れ、「身体的な病気と同様に、(心の病も)早期発見が大事。一緒に悩んだりして相手のことが"分かる存在"になることで、相談者は元気になっていく」と強調した。

海江田氏は、精神対話士の対応とその効果について、具体的事例を紹介しながら解説。相談者自らが気付きを得て、悩みを解決するまで支えていくことの重要性を語った。

終了後、大城局長は「精神対話士の活用と周知に向けた施策づくりに取り組んでいこう」と呼び掛けた。

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