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  • 2017.04.24
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年4月23日(日)付



党医療ICT推進委員会 地域連携システム視察



公明党の「医療等現場におけるICT利活用推進委員会」の輿水恵一委員長(衆院議員)と熊野正士事務局次長(参院議員)は22日、岩手県住田町を訪れ、情報通信技術(ICT)を活用した医療・介護の地域連携システム「未来かなえネット」を構築した一般社団法人・未来かなえ機構の安部博事務局長から運用状況を聞いた。

同システムには気仙医療圏(大船渡市、陸前高田市、住田町)で47の医療・介護施設が参加し、住民の14%に相当する8603人が登録している。安部事務局長は、「投薬の重複を解消でき、患者の医療情報を迅速に救命救急センターへ伝達できる」と説明。看護師などが測定した患者の血圧や血糖値といったデータがネットワークに自動登録できることで事務作業が大幅に軽減され、「患者とのコミュニケーションを増やすことができる」と述べた。

輿水委員長は、「医療や介護の利用者の利便性を高める仕組みを全国展開できるよう取り組みたい」と語った。森操大船渡市議、小原享子北上市議、小林立栄遠野市議が同席した。

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