e物流、交通機能の強化へ

  • 2017.04.24
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年4月23日(日)付



本州と九州結ぶ新ルート調査
山口・下関市で石井国交相



石井啓一国土交通相(公明党)は22日、山口県下関市彦島を訪れ、同市と北九州市を結ぶ「下関北九州道路」の建設に向けた調査のため、現地を視察した。村岡嗣政県知事、公明党の桝屋敬悟衆院議員、先城憲尚山口県議らが同行した。

現在、両市をつなぐ関門橋と関門トンネルの2ルートは、補修工事や事故による通行止めが頻発。幹線道路では慢性的な交通混雑が発生し、地域の生活や円滑な物流に支障を来している。下関北九州道路が整備されれば、渋滞の緩和、所要時間の短縮など安定的な交通機能が確保されるほか、本州と九州の連絡を強化し、観光・生活圏域の拡大や大規模災害時の代替機能が確保できるなど期待が高まっている。

視察後、石井国交相は「下関北九州道路が通れば時間の短縮につながる。コスト軽減が大事だ」と語った。

その後、石井国交相は山陰自動車道(高規格幹線道路)未整備区間の「長門・俵山道路」(山口県長門市)と「三隅・益田道路」(島根県益田市)を視察した。

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