e北朝鮮に自制強く要求

  • 2017.04.25
  • 情勢/国際
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公明新聞:2017年4月25日(火)付



国際社会と緊密な連携で
自公党首会談で山口代表



安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は24日昼、首相官邸で会談し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮の挑発に対し、国際社会と連携を密にして対処していくことで一致した。

席上、安倍首相は同日午前のトランプ米大統領との電話会談に触れ、北朝鮮に毅然と対応し、強く自制を求めていくとともに、警戒監視に万全を期す方針で一致したことを報告。山口代表は「中国との連携も含め、国際社会の協力を求めながら対応してほしい」と要請し、安倍首相も「その通りだ」と応じた。

今週末からのロシア訪問に関して安倍首相は、「平和条約締結に向けて前進するようしっかり臨む」と述べ、特に、北方領土への元島民の墓参の拡充を「できるだけ早く、具体的に実現したい」と強調。山口代表は、首相のロシア訪問の成果に期待を寄せた。

衆院で審議中の組織犯罪処罰法改正案について山口代表は先日、アラブ諸国の駐日大使と意見交換した際、「テロ防止に向けた国際連携で日本の役割は重要だ」などの声が寄せられたことを伝え、「国民に丁寧な説明を尽くすことが政府に求められており、与党としても努力したい」との考えを示した。

閣僚の失言などが相次いでいることに対して山口代表は、与党も含めて言動を戒めるべきだと指摘。安倍首相は「政府としても緊張感を持って対応していく」と述べるとともに、女性問題で大臣政務官が辞任、離党した問題では「迷惑を掛けて申し訳ない」と陳謝した。

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