e最寄り駅にホームドアを

  • 2017.05.17
  • 情勢/社会
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公明新聞:2017年5月17日(水)付



生徒の安全な通学路めざす
都立文京盲学校を視察
小池知事、のがみ都議



東京都の小池百合子知事は16日、視覚障がい者の通学路などの安全状況や教育現場を確認するため、都立文京盲学校(文京区)を視察した。公明党ののがみ純子都議(都議選予定候補=葛飾区)が同行した。

小池知事はまず、同校の桑山一也校長や視覚障がいのある教員らと共に、最寄り駅のJR飯田橋駅から、学校指定の通学路を歩いて移動。学校に到着後、疑似体験用ゴーグルを着用し、校内のグラウンド前を歩行するなど、視覚障がいを疑似体験した。

続いて、パラリンピック競技になっている、2人乗りのタンデム自転車について学ぶ授業を見学。あいさつした小池知事は、「皆さんが普段、どんな大変な思いをしているのか、実際に体験することができた。サポートするためには何が必要なのか、改めて考えるきっかけになった」と語った。また、通学時に多くの生徒が駅を利用していることに触れ、「ホームドア設置も、盲学校のある飯田橋駅から優先的に進めていきたい」と強調した。

都立盲学校の最寄り駅にホームドアを優先的に設置することは、都議会公明党が3月の予算特別委員会で提案している。のがみ都議は「公明党は都議選の重点政策にも掲げた。生徒たちが安全に通学できるよう、実現に努めていきたい」と語った。

この後、一行は都立大江戸高校(江東区)へ移動し、不登校を経験した生徒などへの教育の現場を視察した。

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