e公明が都政改革リード
- 2017.05.22
- 情勢/社会
公明新聞:2017年5月22日(月)付
地域に根ざし政策実現
目黒で山口代表 責任担う中心軸に
足立で太田議長、品川は斉藤氏
6月23日の東京都議選告示(7月2日投票)まで1カ月近くに迫った21日、公明党は都内各地で活発に時局講演会などを開催し、山口那津男代表らが都議選に挑む予定候補と共に、地域に根差し都政改革をリードする都議会公明党への支援を訴えた。
山口代表は東京都目黒区で行われた斉藤やすひろ都議(都議選予定候補=同区)の都政報告会に出席し、「実績がない人を選んでは都政が混乱する。確かな実績と責任感がある斉藤やすひろ都議を断じて勝たせてほしい」と訴えた。
山口代表は、児童手当など東京から全国各地に広がった公明党の実績に触れ、「都議会公明党が要となり、国との連携プレーで政策を実現した」と述べた。
一方、2020年東京五輪・パラリンピックの成功に向け、知事と議会が協力しなければ都政改革は進まないと強調。「都政や国政との関係をしっかり見据え、責任を担っていく決断ができる都議会公明党が中心軸にならなくてはならない」と訴えた。
斉藤都議は、区内全22小学校の通学路に防犯カメラを設置した実績に触れ、「安全・安心の目黒を築く」と述べた。
会合では、作家の佐藤優氏が「大衆の側に立つ公明党に期待したい」と応援のビデオメッセージを寄せた。
太田昭宏全国議員団会議議長は足立区で行われた中山信行都議(都議選予定候補=同区)の時局講演会に出席し、「庶民の声から必ず結果を出す公明党こそ都政の柱だ」と訴え、都議選勝利へ支援を呼び掛けた。
太田議長は、20年の東京五輪・パラリンピックの成功に向け「都政に停滞は許されない」と強調。「都政を前に進める頭脳、エンジン役が公明党であり、中山都議がその先頭に立つ」と力説した。
中山都議は、私立高校授業料の実質無償化の実現について、大阪府の事例を現地調査した上で、都の実態に即した政策の取りまとめ役を担ったことに触れ、「庶民の幸せに直結する政策実現へ戦い抜く」と決意を述べた。
一方、斉藤鉄夫幹事長代行は品川区で行われた伊藤こういち都議(都議選予定候補=同区)の時局講演会に出席し、「児童手当や妊婦健診の公費助成、子ども医療費無料化など都議会公明党の実績が全国に広がった」と強調した。
斉藤氏は、都議会公明党の提案で実現した私立高校授業料の実質無償化などについて、共産党が自らの成果としきりに宣伝していることを厳しく批判。「"ハイエナ"ぶりは本当にすさまじい。共産党の実績横取りを断固、打ち破ろう」と訴えた。
伊藤都議は、自らも救援活動に駆け付けた阪神・淡路大震災を教訓に「人の命を守る政治を全力で進める」と力説した。