eテロ防止へ国際連携

  • 2017.05.24
  • 政治/国会

公明新聞:2017年5月24日(水)付



G7で日本の取り組み説明も
記者会見で山口代表



公明党の山口那津男代表は23日午前、国会内で記者会見し、組織犯罪処罰法改正案(テロ等準備罪法案)を成立させる意義について、国際組織犯罪防止条約(TOC条約)の締結に必要な国内法整備であることから、「(組織犯罪に関する)国際連携や情報交換がしやすくなり、その枠組みをつくることがテロ抑止につながる。国内法整備と条約締結で、世界と実務的な連携ができる体制をつくることは必要だ」と強調した。

山口代表は、テロ対策について「テロ組織が国際的に行動する以上、国際的な連携で防ぐのは重要だ。国際社会も日本の取り組みに期待と厳しい目を持っている」と指摘。26日からイタリアで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)では、テロ対策も議題に上ると見られることから、「日本の取り組みを国際社会に示す必要があり、首相には(法案が)衆院で可決したことを説明してもらいたい」と述べた。

一方、6月23日の告示まで1カ月を切った東京都議選に向けては、厳しい情勢との認識を示した上で、「(予定候補23人の)全員当選をめざして頑張っていきたい」と述べ、総力を挙げて取り組む決意を語った。

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