e日中関係進展に努力
- 2017.05.31
- エンターテイメント/メディア
公明新聞:2017年5月31日(水)付
国交正常化45周年 首脳間交流へ環境整備
記者会見で山口代表
公明党の山口那津男代表は30日午前、国会内で記者会見し、日中関係に関して、今年で国交正常化45周年、来年で平和友好条約締結40周年の節目を迎えることから、「この機会を生かして日中関係の改善と進展に双方が努力すべきだ。両国首脳があらゆる機会を通じて対話できる環境を、与党としても整えていきたい」との考えを示した。
山口代表は、関係改善に向けた取り組みについて、両国で経済、外交など幅広い分野について意見を交わす「日中与党交流協議会」を早期に再開すべきだと主張。日本が議長国を務める日中韓サミットの開催にも期待感を示し、「公明党が長年培ってきた交流を深化させたい」と力説した。また、きょう31日に来日中の中国の外交トップ・楊潔篪国務委員と会談すると発表した。
一方、学校法人「加計学園」(岡山市)が大学に獣医学部を新設する計画を巡り、野党側が文部科学省の前事務次官の証人喚問を求めていることには、「国家戦略特区によって規制を緩和していく法的な目的と手続きに瑕疵はない。辞めた人ではなく、今の関係省庁から聞くのが筋であり、政府は丁寧な説明を尽くしてもらいたい」と述べた。