e高等教育無償化など巡り参考人質疑
- 2017.06.02
- 情勢/社会
公明新聞:2017年6月2日(金)付
衆院憲法審で斉藤氏
衆院憲法審査会は1日、「新しい人権」をテーマに参考人質疑を行い、公明党から斉藤鉄夫氏が学問の自由に関連して議論されている高等教育の無償化について、小林雅之東京大学教授に見解を聞いた。
小林教授は、大学・短大の進学率が約5割だが専門学校まで含めると約8割に上る現状を踏まえ、「どこまでを高等教育とするかがあまり明確でない。(無償化する)範囲の問題がある」と指摘。一方、給付型奨学金について「非常に目標も明確で効果がある。限られた財源の中では一つの効果的な方法だ」と強調した。