e人材確保へ働き方改革

  • 2017.06.06
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年6月6日(火)付



山口代表ら 建設業団体と意見交換



公明党の山口那津男代表は5日、都内で日本建設業連合会(日建連)の山内隆司会長(大成建設会長)らと会い、建設業界を取り巻く現状と課題について意見を交わした。井上義久幹事長、太田昭宏全国議員団会議議長、北側一雄副代表、石田祝稔政務調査会長、斉藤鉄夫幹事長代行、佐藤英道国土交通部会長(衆院議員)が同席した。

冒頭、山内会長は、建設労働者の賃金アップに向けて前国交相の太田議長と石井啓一国交相(公明党)が尽力し、公共事業の設計労務単価が大幅に引き上げられたことに触れ、「技能労働者(職人)の処遇改善につながっている」と強調。その上で、担い手の確保・育成など建設業界が直面する課題に対して「長時間労働を是正し、週休2日の普及・定着などに向けた働き方改革の取り組みを進めていく」と述べた。

山口代表は、社会資本(インフラ)整備を担い、日本経済を支える建設業界の発展に向けて「政府・与党を挙げてバックアップしていきたい」と語った。

意見交換の場では、生産性向上を図るICT(情報通信技術)の活用や、海外へのインフラ輸出の取り組みなどで議論した。

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