e小口融資、限度額を拡充

  • 2017.06.07
  • 政治/国会

公明新聞:2017年6月7日(水)付



参院経産委で伊藤さん
「信用保証」改正案可決



参院経済産業委員会は6日、中小企業信用保険法改正案を与党などの賛成多数で可決した。

同改正案は、中小企業が金融機関から融資を受ける際に、信用保証協会が債務返済を保証する「信用保証制度」を見直す内容。小規模事業者への小口融資を100%保証する制度の限度額を1250万円から2000万円へ、創業者への融資を100%保証する制度の限度額も1000万円から2000万円へそれぞれ拡充することなどが柱になっている。

採決に先立ち、質問に立った公明党の伊藤孝江さんは、団塊世代の経営者が数多く引退するとみられる2020年ごろを見据えた積極的な創業支援や事業承継の推進を主張。公明党が今後5年間を事業承継の「集中実施期間」とするよう政府に提言したことを踏まえ、対応を聞いた。

世耕弘成経産相は「経産省として今後5年程度、事業承継の支援に集中的に取り組む期間とする」と強調。事業承継の準備促進や後継者探しを後押ししていく考えを強調した。

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