eヘルプマーク普及を

  • 2017.06.12
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年6月10日(土)付



伊佐氏 こども園職員 特例延長も



9日の衆院厚生労働委員会で公明党の伊佐進一氏は、障がい者など配慮が必要な人を示す「ヘルプマーク」の普及・啓発を訴えた。

都議会公明党が推進してきた「ヘルプカード」に載っている同マークについて伊佐氏は、7月からJIS(日本工業規格)に加わるものの、法的な強制力がないことから、普及に力を入れるよう主張。橋本岳厚労副大臣は「関係者と連携して取り組む」と応じた。

また伊佐氏は、幼稚園教諭免許と保育士資格の両方が必要な認定こども園の職員に関して、2019年度末までは一方の免許・資格があればよく、3年働けばもう一方も取得しやすくなる特例に言及。今年4月より後は特例が利用できないことから「保育士として働く意欲がそがれている。特例の延長を」と求めた。

樋口尚也文部科学大臣政務官(公明党)は「提案を踏まえ検討したい」と答えた。

このほか伊佐氏は、今後作成される学習指導要領の「解説」に、がん教育における外部講師活用の重要性を明記するよう提案した。

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