e北の核放棄へ圧力強く
- 2017.06.13
- 情勢/国際
公明新聞:2017年6月13日(火)付
ラジオ番組で北側副代表 米韓中ロと連携し対処
公明党の北側一雄副代表は12日、ニッポン放送のラジオ番組に出演し、弾道ミサイル発射など挑発行為を繰り返す北朝鮮への対応について、「北朝鮮が核放棄へ歩み出すために周辺国が圧力をしっかりかけていかなければならない」との考えを示した。
北側副代表は、北朝鮮が4週連続でミサイル発射を強行し、その精度が向上している現状に触れ、「わが国の安全に対する脅威だ」と指摘。その上で、北朝鮮への圧力を強化していくには、米国や韓国に加え、中国、ロシアとも緊密に連携して対処すべきだと強調した。
北朝鮮への影響が大きい中国の対応については、5月に議員連盟の一員として、武大偉・朝鮮半島問題特別代表と会談した模様を紹介し、「中国側も本気になって北朝鮮問題に対処しなくてはいけないと思っている」との認識を述べた。