e東京改革 力強く前へ
- 2017.06.13
- エンターテイメント/情報
公明新聞:2017年6月13日(火)付
公明が都政けん引
中島(北多摩3)、加藤(墨田)、古城(新宿)勝利を
山口代表、井上幹事長
公明党の山口那津男代表は10日、東京都調布市内で開かれた同市と狛江市で構成する党北多摩第3総支部(総支部長=小林市之調布市議)の時局講演会であいさつし、中島よしお都議(都議選予定候補=北多摩3区)と共に7月2日投票の都議選勝利へ絶大な支援を呼び掛けた。
山口代表は、自公連立政権の下で政治が安定し、失業率の低下や就職率の上昇、賃金アップなど着実に経済再生が進んでいると言及。「公明党が国政になくてはならない力となっている」と述べた上で、2020年東京五輪・パラリンピックの成功に向け「国政と都政を連動させ、責任感を持って東京改革を力強く前に進めることができるのは公明党だけだ」と強調した。
中島都議は、議員報酬20%削減や政務活動費の削減・ネット公開などの「身を切る改革」を断行し、私立高校授業料の実質無償化をはじめ、都民のための都政を推進してきたと力説。「『大衆とともに』との立党の原点を貫き、断じて勝利する」と決意を語った。
また、井上義久幹事長は同日、東京都墨田区で行われた加藤まさゆき都議(都議選予定候補=同区)の都政報告会に出席し、「政治は結果責任だ。突破力のある加藤都議を都政の中心軸として送り出してほしい」と訴えた。
井上幹事長は、東日本大震災の被災地支援に関する東京都の協力を振り返り、「大量の震災がれきの受け入れに、東北6県以外で最初に手を挙げたのが東京都だった」と紹介。原発事故の風評に苦しむ福島県を旅行する都民に1泊3000円の補助を出す「被災地応援ツアー」も継続していることに感謝を述べ、「力のある東京都をリードしているのが都議会公明党であり、その役割はこれからも変わらない」と力説した。
加藤都議は、広告収入を活用した屋根・ベンチ付きバス停の拡充など、「徹してやり抜く」をモットーに2期8年で数々の実績を残してきたことを報告。「実績では誰にも負けない。都政改革の先頭に立つ」と決意を述べた。
一方、11日に東京都新宿区で開かれた時局講演会には山口代表が、古城まさお党都本部広報宣伝局次長(都議選予定候補=同区)と共に出席し、「都と国をつなぎ、都知事と都議会をつなぎ、都政を前に動かせるのは都議会公明党しかいない」と訴えた。
山口代表は東京五輪・パラリンピックに向け「都知事と都議会が車の両輪としてかみ合い、成功に導くためには、長い経験と実績がある都議会公明党の勝利が必要だ」と力説。古城氏について「党職員として全国を駆け現場の課題解決に奮闘してきた。都議会議員として活躍できる人材だ。古城さんを押し上げていただきたい」と呼び掛けた。
古城氏は熊本地震での救援活動の経験を生かし「世界に誇る防災先進都市を築く」と決意を表明。政治評論家の森田実氏が古城氏の活躍に期待を寄せた。