e広がる 公共の無料Wi―Fi

  • 2017.06.15
  • 情勢/解説

公明新聞:2017年6月15日(木)付



公明、若者の声をカタチに
「ボイス・アクション」が追い風



一平 スマートフォン(スマホ)の使い過ぎには注意が必要だよね。


京子 扱うデータ量が大きくなって料金の負担が重くなることがあるものね。


支局長 料金負担を低く抑えるのに有効なのが、公共の無料Wi―Fi(ワイファイ)です。スマホやタブレット端末をインターネットに無料で接続できるため、料金の大部分を占めるパケット代を抑えることができます。


京子 公明党は、若者の声を聞きながら無料Wi―Fiの整備を一貫して推進しているわ。


一平 詳しく教えてください。


支局長 党青年委員会は昨年、1000万人以上の声を集めた政策アンケート「ボイス・アクション」で、「無料で使える公衆無線LANの充実」を掲げ、多くの若者から支持されました。こうした声を安倍晋三首相に伝えた結果、全国で無料Wi―Fiの充実が進められています。


一平 どのように広がっていますか?


支局長 国は、自然公園や博物館、避難所(学校)などについて、2020年までに約2万9000の整備重点箇所で、無料Wi―Fiを設置することとしています。


一平 すごい。


支局長 一方で、空港や駅・鉄道のほか、宿泊施設やショッピングセンターなど、人が多く出入りする場所についても、無料Wi―Fiの設置を民間に広く働き掛けています。


一平 無料Wi―Fi環境の充実による他のメリットはありますか?


支局長 空港などから観光拠点まで切れ目なくネットにつながる環境があれば、外国人観光客がさらに日本を訪れやすくなります。


一平 そうですね。


支局長 避難所などに無料Wi―Fiを設置することで、災害時に通信環境が悪化した際、家族などと連絡を取りやすくなります。


歩行空間へのアンテナ設置進む東京


京子 20年に東京五輪・パラリンピックの開催が予定される東京都でも、無料Wi―Fiの整備が進んでいるわ。


支局長 文化施設や公園、動物園など都民の利用が多い施設への設置に取り組み、70カ所まで広がっています。


一平 公園などの施設以外でも無料Wi―Fiが使えるようになれば便利だよね。


京子 そうなの。だから都では歩行空間への設置が進められているわ。


一平 歩行空間って何だい?


京子 例えば、若者や外国人観光客らでにぎわう渋谷や新宿、お台場、東京駅周辺など人の出入りが激しい所ね。そうした所や、五輪会場周辺で将来人が多く集まりそうな場所への無料Wi―Fi整備が優先的に進められるのよ。


支局長 無料Wi―Fiを利用するのに必要なアンテナが、すでに都内に約100基設置されています。都議会公明党は、無料Wi―Fi環境の整備を推進しています。


京子 議会質問で、公明党は無料Wi―Fiのアンテナ設置に向けた体制づくりなどを訴えていたわ。


一平 スマホの利用環境をさらに充実させるために、充電スポットも設置してほしいけど。


京子 スマホ利用者で電池切れを気にする若者が多いことから、党都本部青年局が実施した政策アンケート「TOKYO VOICE ACTION(東京VA=ボイス・アクション)」では、「モバイル端末の充電スポット設置」を掲げました。


支局長 公明党は、こうした青年の声を小池百合子東京都知事に届けるなど早速、実現に向けて取り組んでいます。小池知事は、東京VAで掲げた各項目の推進に意欲を示しました。


一平
若者の声を聞き、それを実現できるのが公明党なんだね。友人にもっともっと語っていくね!

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