e外交樹立150年 関係深化へ
- 2017.06.20
- 情勢/国際
公明新聞:2017年6月20日(火)付
山口代表 スウェーデン大使と懇談
公明党の山口那津男代表は19日、衆院第1議員会館で、スウェーデンのマグヌス・ローバック駐日大使の表敬を受け、懇談した。上田勇国際委員長(衆院議員)、谷合正明国際局次長(参院議員)が同席した。
席上、ローバック大使は、来年が日本とスウェーデンの外交関係樹立から150周年を迎えることに触れ、予定する祝賀行事に関して「公明党にぜひサポートしてもらいたい」と述べた。
山口代表は、日本の皇室とスウェーデン王室の親交の深さが両国の絆になっているとの認識を表明。同国の高い科学技術力や社会保障制度は学ぶべき点も多いと述べ、関係深化へ尽力する考えを示した。
また山口代表は、4月にスウェーデンの首都ストックホルム中心部で起きたテロ事件にお見舞いの言葉を述べた。その上で、15日にテロ等準備罪を新設する改正組織犯罪処罰法が成立したことを踏まえ、「国際社会と連携を強め、テロ防止策を高めていく」と力説した。
ローバック大使が、北朝鮮問題で日本の対応を聞いたのに対しては、米韓両国に加え、中国やロシアなどとも連携して圧力を強め、外交的に解決することが大事だと指摘した。