e豊洲移転 速やかに
- 2017.06.22
- エンターテイメント/メディア
公明新聞:2017年6月22日(木)付
公明、都政の中心軸を担う
ラジオ番組で山口代表
公明党の山口那津男代表は21日朝、ラジオ日本の番組「岩瀬惠子のスマートNEWS」に生出演し、東京都の市場移転問題で、小池百合子知事が豊洲(江東区)に市場を移す意向を表明したことについて、「都議会公明党の提案に沿ったものであり、歓迎、評価したい」と力説した。
山口代表は、中央卸売市場の機能を豊洲に移転することや、東京五輪・パラリンピックまでに都道「環状2号」を開通させるとした知事の方針について「ぜひやってもらいたい」と強調。また、5年後をめどに築地市場(中央区)の跡地を再開発するとしたことには「新たな提案であり、都民の意見を聞き、(内容を)詰めていく必要がある」と語った。
その上で、事業者の見通しや消費者の安心感を損ねたことに対し、「知事の判断で(信頼を)回復させることが大事で、スピーディーにやるべきだ」と指摘。都議選前に市場移転問題の方向性が示されたことから、「都議選で民意が明らかになるだろうから、(知事の判断の是非は)決着すると思う」との認識を示した。
あす23日に告示される都議選については「公明党は実績と経験、結束力、責任感がある。五輪の成功へ都政と国政で一貫性を持った取り組みができる。議会をまとめる中心軸として、しっかり頑張りたい」と力説し、23人の全員当選へ総力を挙げて戦う決意を述べた。