e北斗七星
- 2017.06.26
- 情勢/社会
公明新聞:2017年6月24日(土)付
東京都議選が火ぶたを切った。期日前投票も始まった。今日から毎日が投票日だ。選挙戦は、まさに「歳月人を待たず」であり「一日再び晨なり難し/時に及んで当に勉励すべし」(陶淵明)である。一日に二度の朝など来ることはない。選挙期間は瞬く間に過ぎ去ってしまう◆公明党23候補が全員当選を果たすには、全選挙区で日々一票を拡大する執念で、それぞれの候補の前に立ち塞がる厚い壁を打ち破るしか道はない◆小池百合子都知事が代表に就任し、高い支持率を誇る都民ファーストの会には勢いがある。次いで「唯一の野党」と叫び政権に対する批判票を取り込み急上昇してきた共産党。さらには危機感を募らせ企業を中心に保守地盤固めに必死の自民党だ◆今月4日に投開票だった兵庫県尼崎市議選(定数42)で公明党は3議席増を成し遂げた。総得票数でも5300票以上も増やし、自民、共産両党に倍する12議席を獲得し、まさに「選挙戦は関西だ」との範を示してくれた◆今度は東京の強さを全国に見せる時である。限られた時間を一切無駄にせず、最高に価値ある戦いを進めよう。「公明党をお願いします」だけではなく、「〇〇候補にあなたの一票を」と候補者名を挙げ更なる票の上積みを図っていこう。若い人には「7月2日は必ず投票に行こう」と呼び掛けよう。(流)