e山口代表 都知事と"車の両輪"で

  • 2017.06.26
  • 情勢/解説

公明新聞:2017年6月24日(土)付



公明が合意形成の中心軸



今回の東京都議選は、知事と議会が"車の両輪"として、都政を前に進めることができる政党・候補者は誰かが問われる選挙だ。公明党は小池百合子知事と協力し、時には政策を競い合い、安定をつくりだして、都政を着実に前に進めたい。また、東京五輪・パラリンピックも、都政と国政が協力して成功に導いていく。そうした姿勢で一貫しているのは、都議会公明党しかない。

都議会公明党は、(1)身を切る改革(2)私立高校授業料の実質無償化(3)人にやさしい街づくり―の「3つの挑戦」を真っ先に提言し、知事との協議を重ね全てを実現した。大事なことは、都議会の中で公明党が合意形成の中心軸になったことだ。

議員報酬を20%削減する身を切る改革では、他党を説得し、最終的に全党が公明案に賛成した。私立高校授業料の実質無償化を進める予算にも、全党が賛成した。ただ予算に賛成したからといって、「無償化を実現した」とは言えない。具体的に知事と交渉を重ね、実現に汗を流したのは都議会公明党だ。知事も「公明党の実績だ」と述べている。

東京には、将来の国の政策になることを先取りし、新しい政策モデルを生み出す「政策創造機能」がある。児童手当や子ども医療費の無料化などで都議会公明党が力を発揮してきた。幼児教育の無償化も、国に先駆けて東京から実現したい。

築地市場の移転については、知事が見直し作業を続けていたが、都議会公明党は安全・安心の対策を講じた上で、都議選前に方向性を示すよう訴え、知事は先日、豊洲への移転を表明した。この方向性を推進してきた都議会公明党の責任感を訴えていきたい。

都議選で国政の課題ばかり語る候補は本物ではなく、都政の現実から目をそらす言動と言わざるを得ない。具体的な実績や経験、結束力と責任感がある都議会公明党を勝たせてほしい。

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