e「母の手に守られて」 公明党の映画CMが大反響
- 2017.06.26
- エンターテイメント/情報
公明新聞:2017年6月26日(月)付
母子家庭から私立高進学
都の授業料無償化が後押し
東京都議会公明党が強力に推進し、今年度からスタートした都の私立高校授業料の実質無償化。これを分かりやすく伝える映画CM(コマーシャル)「母の手に守られて」が動画共有サイト「YouTube」で20日に公開されて以来、大きな反響を呼んでいる。24日から都内14カ所の映画館でも、同様のCMが上映されている。
走るのが大好きな小野寺春霞は、東京都内に住む中学3年生。陸上部に所属し、都大会で5位に入賞した。
担任の教師から「陸上の強い私立高校を推薦で受けてみないかと」と言われたけれど、わが家は父親を亡くし、経済的に苦しい母子家庭。母親は朝早くから夜遅くまで働いている。
高校でも陸上部で頑張りたい気持ちはあるが、母親にこれ以上の負担を掛けるわけにはいかない。
悩んでいるところに、都が私立高校の授業料を実質無償化する新しい制度を創設したことを知る。春霞の願いはかない、陸上競技で有名な私立高校に進学する―。映画CMは、そんなヒューマン・ドラマ仕立てになっている。
CMは60秒版(字幕入りとなしの2種類)と120秒版(字幕入りで22日にYouTubeで公開)の二つがある。公明党の公式ホームページでも視聴が可能で、フェイスブック、LINE、ツイッターなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通して急速に視聴回数が伸びている。なお、映画館で上映されるのは60秒版(字幕なし)のみ。
今年度から始まった私立高校授業料の実質無償化は、都議会公明党が、公立高校に比べて私立高校の授業料負担が重いことから、公私間の格差を是正するため、粘り強く訴えていたものだ。
公明党の主張を受け、都が特別奨学金(授業料軽減助成金)を大幅に拡充し、実現。年収約760万円未満の世帯が対象で、都内に住む私立高校生(約5万1000人)を持つ世帯にとって大きな朗報となっている。
視聴回数が急増中!
映画CMのYouTubeでの視聴回数が大変な勢いで増えている。
これまでに、60秒版(字幕入り)が20万2000回以上、同(字幕なし)が6万6000回以上、120秒版が14万7000回以上に達している。
三つの動画の視聴回数を合わせると40万回を超え、今も急速に増え続けている。
フェイスブックの公明党公式ページでの視聴回数も6万回を超え、「いいね」や「シェア(共有)」をする人も多数に上る。
同じくLINEやツイッターでも、多くの人が「いいね」や「シェア」、「リツイート」(投稿の再拡散)をしている。
上映映画館
このCMは7月1日まで都内14カ所の映画館で上映される(◎は6月30日まで)。
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