e今年4月入学生の「給付型奨学金」
- 2017.07.13
- 生活/子育ての補助金・助成金
公明新聞:2017年7月13日(木)付
申請の期間延長
まず機構に相談を
公明党の強力な推進で実現した大学生などに対する「給付型奨学金」の2017年度先行実施分について、日本学生支援機構と文部科学省は、申請期間を十分に確保するため、5月下旬で一旦は終了した在籍校(大学など)から機構への推薦期間を8月4日まで延長しています。
申請は、希望者が「在籍校から書類を受け取る→出身高校で学力に関する認定書などを作成→必要書類をそろえて在籍校に提出」という流れ。これを受けて在籍校から機構に推薦するため、書類の提出期限は学校ごとに異なります。
政府は17年度先行実施分として、2800人分の予算を確保していますが、初年度で制度が十分に知られていないこともあり、現在、採用が確定したのは1473人(うち児童養護施設出身者は290人)にとどまっています。
今年4月入学生で「無利子」を借りている人のうち、「給付型」も併せて使えるのに申請していない学生は相当数おり、そうした未申請者には案内を出しています。機構では、「案内が届いていなくても、要件を満たすケースがある。気軽に電話で相談してほしい」と呼び掛けています。
問い合わせは機構の相談窓口(03-6743-6719)まで。