e高齢者への虐待を防ぐ

  • 2017.07.18
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年7月16日(日)付



自治体の体制充実訴え
千葉・松戸市で古屋副大臣 



古屋範子厚生労働副大臣(公明党)は15日、千葉県松戸市で開かれた日本高齢者虐待防止学会の全国大会に出席し、あいさつした。

席上、古屋副大臣は、当選以来、高齢者虐待の問題に取り組み、地方議員と連携して高齢者虐待防止法の成立をリードしてきたと強調。同法施行後、虐待の未然防止や早期発見のためのネットワークが構築され、高齢者虐待防止体制の整備が進んだと述べた。

一方、介護施設従事者などによる虐待件数が408件(2015年度)にも上り、毎年増えている現状に触れ、「自治体の体制整備を進め、目に見えない虐待を顕在化することが重要だ」と指摘。介護施設従事者への教育を徹底し、「高齢者が尊厳を保持し、助けを求めやすい社会をつくらなくてはならない」と訴えた。

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