e事業再開で成果着々と

  • 2017.07.19
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年7月19日(水)付



福島官民合同チームが報告会
高木、長沢両副大臣出席



東京電力福島第1原発事故で避難区域が設定された福島県内12市町村の商工業再開を支援する「福島相双復興官民合同チーム」の成果報告会が18日、福島市で開催された。高木陽介経済産業副大臣(原子力災害現地対策本部長)、長沢広明復興副大臣(ともに公明党)、内堀雅雄知事らが出席し、あいさつした。

官民合同チームは、創設2年余で約4700の事業者を個別に訪問。事業再開や販路開拓を支えているほか、今年4月からは被災農家の営農再開も後押しし、感謝の声が多く寄せられている。5月に成立した改正福島復興再生特別措置法により、同チームの中核を担う福島相双復興推進機構が法定化され、体制強化された。

席上、高木副大臣はチームの活動に謝意を述べ、「今後も被災事業者に寄り添い続け、復興の大きな柱になってほしい」と強調。長沢副大臣は「多くの人の帰還や事業再開につながることを期待している」と語り、復興庁として全力でサポートすると訴えた。

会合では、飲食店(飯舘村)や介護事業(南相馬市小高区)、自動車販売・整備業(楢葉町→いわき市)、伝統工芸の窯元(浪江町→いわき市)など六つの好事例が発表された。

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