e大雨被害の復旧に全力

  • 2017.07.31
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年7月29日(土)付



家屋、農地など実態調査
秋田・大仙市で井上幹事長



公明党の井上義久幹事長は28日、秋田県内を襲った記録的大雨の影響で、家屋や農業に甚大な被害が出た大仙市に入り、実態を調査した。田口聡県議、秩父博樹市議、党大仙支部の挽野利恵副支部長が同行した。

井上幹事長らはまず、市役所協和庁舎で老松博行市長と会い、被害状況について意見交換。同市では、雄物川流域の氾濫で、700棟以上の家屋が浸水し、水稲や大豆の農地が1600ヘクタールにわたって冠水した。老松市長は、「大豆の収穫はかなり厳しい状態にある」と述べ、農業者への支援などを訴えた。

続いて一行は、老松市長の案内で、協和地区を視察。家屋の大半が床上浸水に遭った川原集落では、家具を流され、泥のかき出しやごみの処理に追われる住民を見舞った。また一行は、冠水して土砂が堆積した水田や大豆畑を調査したほか、南外地区の復旧状況も確認した。

これに先立ち井上幹事長は、県庁で佐竹敬久知事から激甚災害への早期指定など、復旧課題について緊急要望を受けた。

調査を終え、井上幹事長は、「秋田県の主力産業である農業への被害が特に甚大だ。県議・市議と連携しながら復旧に全力を挙げるとともに、激甚災害への指定も政府としっかり取り組んでいく」と語った。

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