e事故の教訓 発信拠点を

  • 2017.08.02
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年8月2日(水)付



党栃木雪崩事故対策本部 再発防止へ知事に提言



公明党栃木県本部の那須雪崩事故対策本部(山口恒夫本部長=県議)は1日、県庁内で福田富一知事と会い、今年3月に那須町湯本の国有林で春山登山講習会に参加中の高校生ら8人が雪崩に遭い死亡した事故を踏まえ、再発防止に向けた提言書を手渡した。山口本部長、野澤和一事務局長(県議)、西村眞治事務局次長(同)らが同席した。

提言書は、現地視察や遺族との面談、専門家からの意見聴取など、同対策本部の15人の議員が約4カ月にわたる調査を行い、5項目14点の再発防止対策として集約したもの。

提言では、山の恵みや魅力、今回の雪崩事故の教訓を全国に発信する「とちぎ人と山の防災情報センター」(仮称)の設置を提案。春山登山講習会を登山計画審査会の審査対象にすることも求めた。

福田知事は「提言を参考に再発防止に取り組む」と語った。

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