e議員力アップ 女性議員の取り組み

  • 2017.08.08
  • 情勢/解説

公明新聞:2017年8月8日(火)付



さらなる党勢拡大に向け、議員力アップに取り組む女性議員3人を紹介します。


農家の声を国に届ける


岩手・紫波町 藤原恵子 議員

私は議員になる前から農業に従事しています。これまで、土地改良を行った農家の負担軽減など、現場の目線に立った施策を進めてきました。また、党のネットワークを生かし、農家の声を国に届けてきました。2002年には、BSE(牛海綿状脳症)問題で打撃を受けた農家を浜四津敏子代表代行(当時)が訪問。現場の声を基に、経営安定化など国の対策が大きく進みました。

14年には、当時の横山信一農林水産大臣政務官(公明党)を招き、意見交換会を開催。町長をはじめ、行政やJA、生産者らが多数出席しました。出席者からは「国会議員に直接、専門的な話を聞いてもらえた」「不安な思いに応えてくれた」などの声を頂き、公明党への信頼が大きく広がりました。来月には、3回目の懇談会を開く予定です。

15年からは、「牛飼い」をする女性でつくる「いわて中央牛愛女子会」の会長を務めています。町民の声を形にする議員として、これからも闘ってまいります。


廃校舎を交流の拠点に


群馬・東吾妻町 青柳はるみ 議員

人口減少が続く中、人を呼び込む町づくりが求められています。魅力ある町とは、住民同士の心の交流があり、住んでいて楽しいと思ってもらえる町であると、私は考えています。

2015年、5校あった町の中学校が一つに統合され、4校が廃校になりました。私は、そのうちの1校、旧町立岩島中学校を「地域振興センター」とし、民間の団体が活用できるようにするべきだと議会で主張。同年9月、民間団体の利用を可能にする条例改正が実現しました。

条例改正後も、意欲ある住民と協力。今では、料理やパソコンの教室、カラオケクラブ、草木染の講習など、さまざまな行事が開かれるようになり、人と人の交流が生まれています。

この他にも、古民家をオフィスに再生する学生のプロジェクトを応援。あらゆる人と関わる中で、町内だけでなく、東京などにも人脈が大きく広がりました。

人が輝く地域活性化、地方創生をめざし、走り抜いていく決意です。


SNS更新で党勢拡大


島根・安来市 佐々木厚子 議員

ネットは苦手でしたが、2015年夏、「発信力を高めよう」と決意し、積極的にブログ、フェイスブックを更新するようになりました。

ブログには視察や市内の行事など、さまざまな内容を投稿していますが、私が心掛けているのは、「どう思ったのか」をできるだけ分かりやすく、自分の言葉で語ることです。

更新を続ければ、読者は着実に増えていきます。私は以前、シンガポールとマレーシアに住んでいたことがありますが、当時の友人からコメントが届くこともあります。

また、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、発信だけでなく、情報の収集においても、非常に有効だと感じています。公明党女性議員のSNSを閲覧していると、子育て支援や教育、がん対策など、参考になる他市の施策を知ることができます。議会質問の参考にすることもありました。

SNSをさらに使いこなし、党勢拡大に活用してまいります。

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