eオスプレイ墜落に抗議
- 2017.08.09
- 情勢/国際
公明新聞:2017年8月9日(水)付
飛行訓練の中止など要請
党沖縄県本部
公明党沖縄県本部(金城勉代表=県議)は8日、同県嘉手納町の防衛省沖縄防衛局を訪れ、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)所属の新型輸送機MV22オスプレイがオーストラリア沖で墜落事故を起こしたことについて抗議し、原因究明と同型機の沖縄での飛行訓練中止などを強く要請した。
金城県代表は、昨年12月にオスプレイが同県名護市の沿岸部で大破する事故を起こしたばかりであることを指摘し、「県民に不安と恐怖が広がっている。直ちに対策を講じるべきだ」と迫った。また日本政府が米側に同型機の飛行自粛を要請したにもかかわらず、沖縄でオスプレイが飛行したことについても「強い憤りを感じる」と抗議した。
沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長は、事故に対して遺憾の意を表明し、「要請をしっかりと受け止め、実効性のある対策をやっていきたい」と答えた。