e地雷除去 強力に支援
- 2017.08.23
- 情勢/国際
公明新聞:2017年8月23日(水)付
山口代表 カレ国連局長と懇談
公明党の山口那津男代表は22日、衆院第1議員会館で、アトゥール・カレ国連フィールド支援局長の表敬を受け、国連平和維持活動(PKO)の課題などについて意見交換した。上田勇国際委員長(衆院議員)、三浦信祐国際局次長(参院議員)が同席した。
カレ局長はカナダで11月に開催される「国連PKOに関する国防大臣会合」の東京準備会合に出席するため来日した。山口代表は、「日本のこれまでの経験をどう役立てるか、準備会合で深めてほしい」と述べた。
カレ局長は、日本の国際貢献に謝意を表明。「25年にわたり自衛隊に貢献してもらっているが、事件や事故は一つも起きていない。その経験や知見を他国に教えてもらいたい」と期待を込めた。
また、日本に期待される役割として地雷除去支援を挙げ、「現場の活動だけでなく司令部も支援してもらいたい」と要望。人材育成を含めた他国の平和協力活動の支援なども望む考えを示した。
山口代表は「日本の地雷除去支援は、これからも国連PKO局地雷対策サービス部(UNMAS)への資金拠出などを通じて強力に続けたい」と強調した。