eこの人-公明党の政務官-

  • 2017.09.01
  • 情勢/解説

公明新聞:2017年9月1日(金)付



"世界一"の人材育成を推進
文部科学・内閣府・復興大臣政務官 新妻秀規氏



――就任の抱負を。


「科学技術」と「スポーツ」の推進、2020年東京五輪・パラリンピックに向けた施策、原子力災害からの復興を担当します。

科学技術とスポーツの分野では、"世界一"をめざす多様な人材の育成を進めます。その際、学生時代に航空宇宙工学の研究とラグビーに打ち込んだ時の思いと、前職でボーイング787型機の設計・製造など技術開発の最前線で働いた経験も生かしていきます。また、これまで何度も福島県を訪問し、伺った被災者の皆さまの要望に応えられるよう、復興への諸課題に取り組みます。


――進めたい科学技術政策は。


例えば、iPS細胞を活用した再生医療やカーナビのように、科学技術は人々の命を救い、暮らしを豊かにします。一方で、すぐには役立たないかもしれない基礎研究や人文・社会科学分野を決しておろそかにしてはなりません。研究者が腰を据えて安心して仕事に取り組み、質の高い成果を生める環境づくりに力を注ぎます。


――スポーツ分野では。


頂を高くすれば、裾野が広がります。19年ラグビーワールドカップ日本大会、20年の東京五輪・パラリンピックで選手が活躍することが国民のスポーツへの意欲を呼び起こします。「スポーツ立国」実現へ、トップアスリートの国際競技力の向上とともに、年齢や障がいの有無にかかわらず誰もが地域でスポーツに親しめる環境整備を進めます。

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