e「首都直下」備えに全力

  • 2017.09.04
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年9月4日(月)付



住民、団体の連携強化狙い
東京・調布市で防災訓練
公明都議も参加



東京都議会公明党の中島義雄団長らは3日、東京都調布市の多摩川児童公園で行われた「東京都・調布市合同総合防災訓練」を視察した。中島団長のほか、伊藤興一、斉藤泰宏、古城将夫の各都議が参加した。

首都直下地震を想定した同訓練は、都と同市が警察や消防、企業など防災に関係する60団体以上との連携を強化するために実施された。自助・共助に基づく地域の防災力の向上を図るため、住民の体験訓練も行われた。

中島団長らは、自助・共助訓練の会場で、道路上にある消火栓や排水栓を利用する消火器具「スタンドパイプ」を使った初期消火や、ジャッキを使用して建物の倒壊から逃げ遅れた人を救出する訓練などを体験。AED(自動体外式除細動器)を使った応急救護訓練も見て回った。

訓練後、講評した小池百合子都知事は、2020年の東京五輪・パラリンピックを踏まえ「開催都市として、政府や近隣都市とも連携を密にし、防災対策の強化に取り組む」と強調した。

視察後、中島団長は「いつ起こるか分からない首都直下地震に備え、都民の安全・安心の確保に全力を挙げる」と語った。

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