e千葉・議員研 太田議長のあいさつ(要旨)
- 2017.09.13
- 政治/国会
公明新聞:2017年9月13日(水)付
地域の中で一人立とう
迅速な行動に徹し、解決策示す
公明党の太田昭宏全国議員団会議議長は2日、党千葉県本部の議員研修会であいさつした。要旨を紹介する。
まさに公明党は「太陽の党」だ。誰にも平等に、暖かな日差しを向ける太陽のように、社会の谷間で絶望に打ちひしがれて、希望を見いだせなくなっている人の声に耳を傾け、励まし、温かい希望を持ってもらえるような存在となることをめざし、誕生した。公明議員一人一人が、太陽のような存在になっていきたい。
公明議員のところに、深刻な問題を抱え、市民相談にやってくる人がいる。まず話をじっくり親身になって聴く。できればその場で、遅くても2、3日のうちに手を打つ。どんなに遅くても1週間以内に何らかの行動に移す。私は自分に言い聞かせてきた。
さらに、党勢拡大、党理解の輪を広げるために、ぜひ挑戦してほしいことがある。
それは、人が集まるところに飛んでいく。そして必ず声を掛けるということだ。こちらは太陽のように元気で、皆さんに声を掛けていく。私は、少しでも人が集まるところには必ず顔を出す。政策に明るいから、政治力があるから信頼してもらっているわけではない。「太田さん。あなた、マメだね」と言われる。落選していた時も、党代表の時も、国土交通相の時も、いつも同じように、自分自身が顔を出す。ここは苦手とか、ここは関係なさそうだとか、自分で自分を制約しない。一人で全部、声を掛けて会っていく。会うとなぜか皆さんが元気になる存在であることが大事だ。
公明新聞で劇作家の山崎正和さんのインタビュー記事(8月15、22、29日付)が掲載された。その中で山崎さんは「中道」の定義として、「問題を提起するだけで良しとしない態度」「建設的な責任感の下に解決方法も提示する」ことが中道だと述べている。全くその通りだ。問題を指摘するだけでなく、解決策も示すのが公明党のあり方だと思う。
「中道」とは、「道に中る」と読む。私たち公明党の議員は、地域のど真ん中で一人立ち、党綱領にもあるように「生命・生活・生存を最大に尊重する人間主義」を根本に、地域の課題に取り組んでいきたい。