e地域連携 さらに推進
- 2017.09.19
- 情勢/国際
公明新聞:2017年9月17日(日)付
党訪問団の山口代表ら 地方行政府幹部と会談
【サンクトペテルブルク15日=深沢淳】山口那津男代表ら公明党ロシア訪問団は15日午後(日本時間同日夕)、ロシア第2の都市・サンクトペテルブルク入りし、市庁舎でゴヴォルノフ副知事、レニングラード州庁舎でペルミノフ副知事と相次ぎ会談し、日ロ関係の発展へ両国の地域間交流をさらに推進していくことで一致した。党訪ロ団の遠山清彦、稲津久の両衆院議員、山本香苗参院政策審議会長が同席した。
両会談で山口代表は、公明党には約3000人の地方議員が所属し、国会議員と緊密に連携しながら政策を進めていると紹介。その上で、「ロシア全土、日本全国で議会に携わる政党や議員が、両国の地域間交流の推進力になることが重要だ」と力説し、地域間交流の促進で両国民がさらに理解を深め合うことが、最終目標である平和条約の締結につながるとの考えを示した。
ゴヴォルノフ氏は、約1年半後にサンクトペテルブルク市と大阪市が姉妹都市提携を始めて40周年の節目を迎えることに触れ、大阪市とは下水道整備などで技術交流しているとした上で、「今後もビジネスやスポーツ、文化などで、ますます交流が発展することが大事だ」と強調。ペルミノフ氏もレニングラード州が京都府と姉妹都市提携をしていると紹介し、同州では毎年、日本文化を紹介する行事を開催していると述べ、「日本との関係を今後も大切にしたい」と語った。