e河川決壊 身動きとれず
- 2017.09.19
- 生活/生活情報
公明新聞:2017年9月19日(火)付
党大分県本部 県議ら被害現場へ急行
公明党大分県本部の河野成司代表(県議)と戸高賢史、吉岡美智子の両県議は18日、台風18号で被害を受けた同県佐伯、津久見、臼杵の各市に駆け付け、被害状況を調査した。浅利美知子・佐伯市議、戸匹映二・臼杵市議が同行した。
17日の午前から降り始めた雨は勢いを弱めず、同日午後には津久見市で1時間当たり約120ミリの雨量を記録した。同市徳浦本町では、土砂崩れによって、近くを流れる河川が決壊。住民の大坪実奈子さん(58)は、あふれた水が自宅の両側を流れ、「避難しようにも身動きがとれなかった」と当時の恐怖を語った。
河野代表らは、土砂により崩落した臼杵市北海添の道路や、氾濫した佐伯市の戸穴川流域なども視察。住民から家屋の浸水などの窮状を聞いた上で、「現場の声を県や市に届け、対策の必要性を訴えていく」と述べた。