e公明 衆院選で第1次公認
- 2017.09.22
- 政治/国会
公明新聞:2017年9月22日(金)付
小選挙区の9氏
いなつ(北海道10区)、太田(東京12区)、上田(神奈川6区)、佐藤しげき(大阪3区)、国重(大阪5区)、いさ(大阪6区)、北がわ(大阪16区)、赤羽(兵庫2区)、中野(兵庫8区)
公明党は21日午前、東京都新宿区の党本部で中央幹事会を開き、同日の候補選考委員会の決定に基づいて、次期(第48回)衆院議員総選挙の第1次公認予定候補として小選挙区9氏(全て現職)を決めた。中央幹事会後、公明党の山口那津男代表が記者会見で発表した。
=公認予定候補9氏の語り口と各選挙区地域の詳細
公明党が公認を発表した小選挙区と予定候補は、北海道10区でいなつ久氏、東京12区で太田あきひろ氏、神奈川6区で上田いさむ氏、大阪3区で佐藤しげき氏、大阪5区で国重とおる氏、大阪6区でいさ進一氏、大阪16区で北がわ一雄氏、兵庫2区で赤羽かずよし氏、兵庫8区で中野ひろまさ氏。
このうち、北海道10区、東京12区、兵庫2区の区割りは、「1票の格差」を是正するため衆院小選挙区の区割りを見直した改正公職選挙法が今年7月16日に施行されたことを受け、一部変更されている。
なお、中央幹事会では、任期中に69歳を超える場合は原則公認しないとする党内規の「定年制」に抵触する太田氏について、例外として年齢制限の緩和を了承した。
中央幹事会後の記者会見で山口代表は、この時期に第1次公認を発表した理由について、安倍晋三首相が米・ニューヨークで開かれている国連総会からの帰国後に衆院解散を判断する考えを示したことを踏まえ、「帰国後、どういう判断になるか分からないが、解散を明言するようであれば、早速、その戦いに入らなければならない」と説明した。
また、太田氏の定年制に関する年齢制限緩和については、これまで小選挙区で当選を重ねて実績をつくり地域からの信頼が厚いことなどを挙げ、「総合的に判断して定年制の例外とした」と述べた。
一方、訪米中の安倍首相が講演で、日本の社会保障制度を「全世代型の制度に改革する」と表明したことについて、「社会保障の充実は公明党が一貫して訴えてきた。全世代型という表現で若い世代への支援を強化することは十分にあり得る」と述べ、首相から具体的な提案があれば検討する考えを示した。