e那須雪崩事故 再発防げ
- 2017.09.28
- 情勢/解説
公明新聞:2017年9月28日(木)付
輿水氏と党栃木・対策本部
スポーツ庁職員と意見交換
公明党の輿水恵一衆院議員(衆院選予定候補=比例北関東ブロック)と党栃木県本部の那須雪崩事故対策本部(山口恒夫本部長=県議)は19日、衆院第1議員会館で高校生らの雪崩事故の再発防止に向けてスポーツ庁の職員と意見を交わした。
今年3月、同県那須町で「春山安全登山講習会」に参加していた高校生と教員、8人が亡くなる雪崩事故が発生した。スポーツ庁の担当者は、高校生の冬山登山が禁止されていることを「各都道府県に対して通知で毎年徹底している」と説明。その上で、「『冬山』か『春山』かの判断は、登山時の状態に応じて、現場に任せている」と現状を報告した。
これに対し、山口本部長らは、冬山と春山の定義が曖昧なことに問題があると指摘。「(現場で判断できるような)積雪量などの定義を明確にすべきだ」と訴えた。
輿水氏は「ぜひ、来年からの通知に盛り込んでもらいたい」と要請した。