eがん死亡減へ検診充実
- 2017.09.28
- 情勢/テクノロジー
公明新聞:2017年9月28日(木)付
就労支援、若年者対策も
党部会、次期計画案を了承
公明党厚生労働部会(桝屋敬悟部会長=衆院議員、衆院選予定候補=比例中国ブロック)は27日、参院議員会館で、がんの予防や医療、患者支援を進めるための第3期がん対策推進基本計画案(2017~22年度)を了承した。計画案は11月上旬までに閣議決定する見通し。
計画案は、昨年のがん対策基本法改正を踏まえた内容で、公明党の主張を随所に反映している。がんの死亡者数を減らすため、がん検診受診率50%を目標として、個別受診勧奨・再勧奨などをさらに進めると明記。ピロリ菌除菌による胃がん発症予防の効果検証も掲げた。
希少がん、難治性がんについては、有効な診断法・治療法の研究・開発を推進する。
治療と仕事の両立を社会的に支援する体制や、AYA(思春期・若年成人)世代への診療体制の構築なども盛り込んだ。