e自公連立で課題を解決
- 2017.10.02
- 政治/国会
公明新聞:2017年9月30日(土)付
少子高齢乗り越える
消費税の使途変更 幼児教育無償化の実現へ
民進が「希望」の仮面 無責任な共産
関西で山口代表が力説
公明党の山口那津男代表は29日、関西入りし、10月10日(火)公示、同22日(日)投票で行われる衆院選の勝利に向け、大阪3区の佐藤しげき、大阪5区の国重とおる、大阪6区のいさ進一、大阪16区の北がわ一雄、兵庫8区の中野ひろまさの各衆院選予定候補と共に、相次いで街頭演説を行い、絶大な支援を呼び掛けた。
この中で山口代表は、今回の衆院選について、「日本の課題解決を任せるのは、どの政権なのかが問われる」と述べた上で、「これから少子高齢社会に立ち向かい、乗り越えていかなくてはならない。世界で一番困っている北朝鮮問題を解決しなくてはならない。これらの大きな課題を乗り越える力は自公連立政権にしかない」と強調した。
また、消費税率10%引き上げに伴う増収分の使い道の変更について、国民に信を問う意義を力説。消費税の使途変更などから2兆円の財源を確保し、「公明党が進めてきた幼児教育の無償化などを大きく進めていく」と訴えた。
一方、希望の党に合流する方針を決めた民進党に対しては、「(希望の党の)仮面をかぶっても顔は分かっている。希望の党が仮面の党、野合の党だったら誰も期待しない」と指摘。
さらに、共産党の志位和夫委員長が「北朝鮮にリアルな危険はない」と発言したものの、北朝鮮が核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返していることに触れ、「共産党は現状を認識できない無責任な政党だ」と批判した。
佐藤氏(大阪3区)は大阪市大正区で「連立政権の重要政策に携わってきた。実行力も責任感もない党に日本の未来は託せない」と力説した。
国重氏(大阪5区)は大阪市淀川区で「選挙のための急ごしらえの党や、無責任な共産党に日本の大事なかじ取りは任せられない」と強調。
いさ氏(大阪6区)は大阪府守口市で「国内外で課題が山積する時代に、国民の安全と暮らしを守れるのは公明党しかない」と力の限り訴えた。
北がわ氏(大阪16区)は堺市堺区で「経済再生や社会保障の充実へ、今が最も大事な時。野合の勢力に負けるわけにはいかない」と主張。
中野氏(兵庫8区)は兵庫県尼崎市で返済不要の給付型奨学金を創設したことなどに触れ、「政治は結果だ。断じて勝たせてほしい」と呼び掛けた。