e東北2議席を死守 井上幹事長

  • 2017.10.16
  • 政治/国会

公明新聞:2017年10月14日(土)付



比例東北ブロック(定数13)で公明党は、定数1減に加え、新党乱立により、現有2議席の確保が極めて厳しい状況に置かれている。同ブロックで激闘を続ける公明党の井上義久幹事長(衆院選候補)は13日、党秋田県本部(田口聡代表=県議)が秋田市内で開催した講演会で「公明2議席の死守へ、押し上げていただきたい」と渾身の訴えを行った。
井上幹事長は、今回の衆院選について「(人口減少や北朝鮮情勢など)日本が直面する課題への対応をどの政権に託すのか。日本の未来を決する選挙だ」と強調。離合集散を続ける野党は、「当選したいがために右往左往している。とても政権を任せる訳にはいかない」と断じた。
さらに公明党が公約として掲げている「教育負担の軽減」に言及し、「公明党が幼児教育の無償化などを提案したことで安倍晋三首相も自ら訴えるようになった。公明党は、子育て支援を今後の日本の(政治の)軸に据えていく」と力説した。
この日の会合には、佐竹敬久・秋田県知事と穂積志・秋田市長が応援に駆け付けた。


北関東で3議席断じて


定数1減の比例北関東ブロック(定数19)では公明党の現有3議席確保へ、前職の公明3候補らが懸命の訴えを行っているが、自民、希望、立憲民主の3党対決に埋没するなど、このままでは3議席に届かず、苦戦を強いられている。
13日、輿水恵一候補(比例北関東ブロック)は群馬県千代田町で開かれた演説会に出席し、「一人に寄り添う政治の実現をめざしたい。それができるのは公明党だけだ」と訴えた。
また輿水候補は、難病患者の窮状を国に訴え、医療費の助成対象となる指定難病を56疾病から約300疾病にまで拡大させた実績などに言及。その上で、「明るい未来をつくるのが政治の役割だ。公明党に託してほしい」と必勝の決意を訴えた。

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