e私立高無償化 進める

  • 2017.10.18
  • 情勢/解説

公明新聞:2017年10月18日(水)付



連立での公明の役割重い
BS番組で山口代表



公明党の山口那津男代表は17日夜、BSフジの報道番組「プライムニュース」に出演し、自公連立政権で果たしている公明党の役割について、「多様な民意を受け止めて合意をつくり出す公明党に国民は安心を覚えている。公明党の役割は重い」と強調した。

山口代表は、22日の投票日が迫る衆院選について、「ここからが一番大事だ。(公明党候補が)しのぎを削る選挙区があるので、そこに注力して全力で頑張りたい」と力説。立憲民主党の枝野幸男代表が「政権を取るつもりがない」と話したことに触れ、「これでは全く政権選択選挙となりきれていない」と指摘した。

争点の一つとなっている消費税率引き上げによる増収分の使い道の変更に関しては、子育て支援や教育費負担の軽減に使うことから、「(子育て世帯などに)支援の手を差し伸べようとするものだ」と強調。野党が消費税率引き上げの凍結を主張していることには、「財源がなければ政策をどうやってやるのか。あまりに無責任だ」と指摘した。

公明党の重点政策で掲げている幼児教育の無償化に関しては、「公明党が一貫して提案し政権合意に入れたものだ。公明党が推進力になっている」と強調。公明党が独自に提案している私立高校授業料の実質無償化については、先日の党首討論で安倍晋三首相が「検討する」と答えたことに触れ、「与党として進めることが大事だ」と述べた。

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